福泉のあゆみ

富士の麓で重ねた300余年の歴史。
麗峰富士を背後に仰ぎ、伊豆・箱根の山々を遙かに望む、風光明媚な駿河平原の山の手に位置し、富士山の雪解けの清水『湧玉の水』の湧き出る、水質源豊富な工業最適地に恵まれた福泉産業。その歴史をここでご紹介いたします。
元禄9年(1696年)に記された酒造株に関する古文書に、創業家の先祖『二代目稲垣三郎右衛門』の名が記されており、創業は、それ以前と推定されております。
代々稲垣家で、その業が引き継がれ、(福泉産業の前身=)「稲垣酒造店」につながります。


古文書
ロゴ
※福泉産業で使用しているシンボルマークは、創業家のルーツ「稲垣酒造店」屋号「茗荷屋」から、ミョウガをイメージしたデザインとなっております。
昭和15年(1940年)12月、 稲垣酒造店を母体とした系列5社(福泉養豚、日本ギンロー、鳩栄商会、福泉澱粉工業)を合併し、福泉食品工業株式会社として発足させ、これまで拡大した企 業基盤を整えました。昭和20年(1945年)清水市(現静岡市清水区)に福泉化学工業、昭和21年(1946年)山梨県に福泉洋酒工業をそれぞれ設立し ました。古文書
昭和22年(1947年)、新みりん(みりん風調味料)誕生
業界のトップを切って、開発製造販売を開始します。
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昭和24年(1949年)福泉食品 工業株式会社の商号を福泉醸造工業株式会社に変更し、翌年の昭和25年(1950年)には、福泉化学工業、福泉洋酒工業を吸収合併し、東京証券取引市場第 一部に上場しました。この頃、清酒、合成酒、焼酎、雑酒、味噌、醤油、新みりん、澱粉、清涼飲料など製造品目も多岐におよび、積極的に展開しました。イメージ
以降、昭和28年(1953年)ぽんずの発売、昭和33年(1958年)たで酢の発売を経て、
昭和40年(1965年)酒類の製造を廃業し調味料に専業することが決定しました。
それを機に福泉産業株式会社に社名を変更し、現在に至ります。
その後も、新みりん(みりん風調味料)を中心に、福味(発酵調味料)、うなぎてり焼きたれ、味付ぽんず、料理酒、焼鳥のたれ、すきやきたれ・本つゆ・かつおこんぶだし、穀物酢、甘口こんぶ料理酒、白だし、本みりん・合成清酒など発売しております。
調味料ひとすじ、味を大切にする。
私たち福泉産業株式会社は、みりん風調味料のパイオニアとして、みなさまの食卓に愛されて、選ばれる調味料づくりに邁進いたします。

どうぞ、ご期待ください。
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